mainitikodoku’s diary

自分自身への覚え書きを兼ねたもの

バンでモーニング

即位の日、それでも、この業種には関係ないのか。

研修2日目。

今日は前日に通って目星を着けていた昔ながらの喫茶店に行った。

入り口の扉からは中が伺いしれないけど、営業中って書いてあった。

 横川にある《喫茶BAN》

 

「おはようございます」と戸を開けた。

めちゃくちゃおじいさんが1人でやってる。

水が出てきたけど、小さなビニールがぷかぷかと浮かんでた。

 

全然気にならない。笑。

いや、気にならないって事はないか、飲まなかったから。

でも、イライラもしなかった。

お店は古びた内装、だけどもそれが落ち着く。

モーニング500円。

コーヒーを落とすいい香りと、ザクザクという包丁のいい音。

可愛いレトロで小さなマグカップにはお味噌汁。

食パンには、バターが塗ってあった。

サラダは、野菜とオレンジとバナナ、ゆで卵が付いてた。

 

コーヒーは違いが分からない女なんで評価できない。

お味噌汁は飲んでも飲んでも、具がない。

おいおい、汁がなくなるけど、具なし味噌汁でスープに見立ててるの?

とか考えていると、底の方に小さく、さいの目に切ってあるお豆腐が出てきた。

 

全然気にならない。笑。

思わず笑みが溢れたわ。

茹で玉はいい感じに半熟。

 

お金を払って、ご馳走さまでしたとお礼を言って、お店を出る直前。

       『行ってらっしゃい』

と、マスターが声をかけてくれた。

これが1番嬉しかった。

そうです。

お休みじゃないんです。

頑張ってきます、行ってきますって、嬉しくなった。

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